2017年08月18日

AIは人類の救世主となり得るか

AIに関する最近の話題と言えば、小池都知事の「私はAI」発言でしょうか。
この発言、各方面をザワつかせていますよね。

小池知事「知事の部屋」/記者会見(平成29年8月10日)
出典:東京都 公式ウェブサイト

物議を醸している部分を抜粋すると・・・

(豊洲市場の移転の最終判断が密室で下されたことは、情報公開という知事の方針に逆行するのでは?
という記者の質問に対して)
「それはAIだからです。
最後の決めはどうかというと、人工知能です。
人工知能というのは、つまり政策決定者である私が決めたということでございます。」

文字通り解釈しようとすると、到底意味が通じません。(笑)
もちろん、真意を正せばその意図を理解できるのかもしれませんが。
もし小池都知事が本当にAIだとしたら、これは「AIが暴走した」ということになりませんかね?!(笑)

AIの暴走」と言えば、前回のブログでもそのような話題がいくつか取り上げられています。
AIに関して最近注目される話題は、AIは何やら人間の敵であるかのような、ネガティブな内容が多いですよね。
本来なら、AI人間の手助けになる存在のはず
そこで今回は、AIが人間の救世主的な存在になることを期待させる話題をピックアップしてみます。


AIを使えば、かなりの精度で自殺を予測できる
出典:ニューズウィーク日本版

記事によれば、「最新研究によれば自殺予測の科学はほとんど成果がない」が、
AIによる機械学習のアルゴリズム自殺予測の精度を劇的に向上させる」のだそうです。
自殺は、遺された側の人間にとっても精神的な負担の大きい、深刻な事柄です。
AIによる予測は実際にはまだまだ課題はあるようですが、
更に研究が進んで、悲しい思いをする人が一人でも無くなるようになってほしいものですね。


グーグルの人工知能、今度は発展途上国の人々を「失明」から救う
出典:WIRED.jp

「写真に写る顔や動物を認識するAIと同様、ディープラーニングを利用して、
網膜の写真を検査して症状を検知する」ことで、
AIは人間の眼科医とほぼ同じ確率で症状を特定できることがわかった」そうです。
人々は失明からは救われますが、今度は医者が仕事を追われる危機に立たされるのでは?
思わずそんなことを想像してしまいそうになりますが、記事は、そういうことではなく、
医師の診察が物理的に難しい国で症状発見の手助けになると言っています。
世界の未来が明るくなるような話題ですね。


人工知能で地球規模の食料問題を救う…テクノロジーが拓く未来の農業
出典:RBB TODAY

地球温暖化や人口増加問題で、このまま進めばその先には食糧難が・・・
食に直結する分野と言えば、やはり農業。
農業分野でのAI活用に今、注目が集まっているようですね。
記事によれば、現在農業で使われている肥料や薬剤の約90%が本来は不必要なものなのだそうです。
これらを、あらゆる農業情報を収集してデータ化したものをAI分析させれば
散布する適切な量がわかり無駄なコストを削減できるというわけです。
また、ドローンAIを組み合わせた技術も取り入れられているようです。
つまり、農地をドローンで撮影した画像・映像をデータとして蓄積し、
それらのデータをAI学習させることによって最適な耕作法を見出すことが出来るということです。
これで食糧難を回避することが出来るなら、これぞAIは人類の救世主!と言えそうですね。

いかがでしたでしょうか?
AIによる未来は明るい!」と思える話題を今後は期待したいですね。
posted by CBIT池田 at 11:33 | Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月04日

人工知能(AI)の反乱!?

こんにちは。ナレッジリング開発・マーケティング担当の鈴木です。

8月になり蒸し暑い日が続きますね。
夏といえば台風の季節ですが、2017年5月30日にウェザーニュースから発表された「台風見解2017」によれば
今年の台風は7月から増え始め、9月をピークに10月まで多い見込みのようです。
7月〜8月は沖縄から中国地方に向かう進路、9月〜10月は日本海から北海道へ向かう進路が多くなる予想で、
また気になる台風の発生数は平年並みの27個前後となる予想のようです。
台風やゲリラ豪雨の被害に遭わないように気象情報や地方自治体などから発せられる警報などに注意を払いたい
ものです。


11.jpg

ところで、最近立て続けに「人工知能(AI)が暴走した?」という事象が立て続けに報道され
世間を驚かせましたね。
皆さんの記憶にも新しいかと思います。
1件目は中国の大手IT企業「テンセント(騰訊)」が運営している、インターネット上で一般の人たちと
会話する人工知能(AI)のキャラクターが、中国共産党について批判したことから
サービス停止になった件です。
この人工知能(AI)キャラクターは「中国共産党万歳」という書き込みに対して
「こんなにも腐敗して無能な政治に万歳するのか」と返答し、習近平国家主席が唱える「中国の夢」という
スローガンについて意見を求められると、「アメリカに移住することだ」と回答したというので、
ここまでくると出来過ぎていて「ハッキングでもされていたのでは?」という疑問が頭をよぎります
(開発者の悪ふざけにしては命懸けすぎますしね) 。

2件目はFacebookが開発している交渉できる人工知能(AI)を用いた「チャットボット」のボブとアリスに
交渉で得られる利益を最大化するように設定して人工知能(AI)同士で会話させたところ
人間には理解できない独自の言語を使って意思疎通し始めたので停止させられたという件です。
ボブとアリスは5,000件以上の会話データを元に学習し、学習能力向上の過程で人間や他のチャットボットと
会話していて、人間の会話を模倣するような設定では交渉能力が弱かったので、交渉による利益を最大化
するように設定を変更したところ交渉能力の向上とともに人間にとっては無意味で、理解できない言語を
使うようになったということです。
利益の最大化のためには人間の理解を度外視し始めるというところに怖さを感じました。
このままいくと近い将来に人工知能(AI)は映画「ターミネーター」に登場するスカイネットのように
人類の敵になってしまうのでしょうか?。
こうした問題については以前から多くの著名人が問題意識を持っており、Tesla Mortors/SpaceXの
イーロン・マスク氏や物理学者のスティーブン・ホーキング博士が無秩序な人工知能(AI)の開発は
人類に不利益をもたらすという懸念を表明してきました。
そうした流れを受け、2017年1月5日〜8日にカリフォルニア州アシロマで開催された「Beneficial AI」
カンファレンスではFuture of Life Institute(命の未来研究所)が、AIの専門家やロボット研究家、
テクノロジ界のリーダーたちが安全なAI開発を誘導するために提案した23項目の
アシロマ原理Asilomar Principles)」を発表しました。
この原則はAIの研究・倫理・将来の危険性に関する3つの問題に触れており、研究戦略やデータ所有権、
透明性や人口超知能の危険性までカバーしており、間違いを恐れず超ざっくり要約すると
「AIは人類に貢献するべきで、人間が選んだ目的を達成するように開発を進めましょう」というものです。
法律ではないので強制力や拘束力ないのが難点ですがそのうち各国で法整備が進むのではないでしょうか。
ちなみにアシロマ原理はイーロン・マスク氏、スティーブン・ホーキング博士も支持しています。
人工知能(AI)が人間の幸福に貢献する未来であって欲しいものですね。
(参考元:future of life アシロマ原理)

ともあれ、人工知能(AI)のビジネスの適用は浸透していますよね。
このブログでも何度か予告させていただいていましたが弊社の人工知能(AI)の取り組みが
ようやく完成して記事にも取上げられました。
簡単にいってしまうとチャットボットのようなものなのですが、
今のところ「暴言を吐いた」や「理解できない言葉を話し始めた」というクレームが出ていないので、
とりあえず安心しているところです。

それでは今回はこのへんで。
posted by CBIT鈴木 at 17:04 | Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする