2017年09月01日

人工知能(AI)と天文学

こんにちは。ナレッジリング開発・マーケティング担当の鈴木です。

9月ですね。そういえばアメリカでは821日に皆既日食が観測されたそうで非常な盛り上がりを見せたというニュースが各メディアで大きく報道されていました。何でも西海岸から東海岸まで北米大陸を横断する形で観測されるのは99年ぶりの事だったそうなので、中には子供に学校を休ませて家族全員で皆既日食ウォッチングに出かけたご家族もいたのだとか。ちなみに、日本で次に皆既日食が観測できるのは18年後の203592日だそうなので、まだ少し先のことですね。2035年という事はレイ・カーツワイル博士が予測するシンギュラリティーポイント(2045)のちょうどその10年手前にあたりますので、その頃に世の中がどう変わっているか少し楽しみではありますね。


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今や自動運転や農業、Fintechなどさまざまな分野で開発が進められている人工知能(AI)ですが、天文学の分野では自動化といった部分での研究・開発が進んでいるようです。天文学の分野ではパルサー(パルス状の可視光線や電波を発生する天体)からの短い音や新星地域のスペクトラなどといった同じ種類のシグナルを探すという骨の折れる作業と、その作業をどのように自動化するか考えることが多いそうなのですが、このどのように自動化するかといった作業を人工知能(AI)が考えられるレベルに到達しているのだとか。なんとなく人工知能(AI)は画像認識には強いイメージだったのですが、天文学の分野では人工知能(AI)自身が処理プロセスを自動化するまでに到達しているというのですから驚きです。

参考:「天文学者たちはいま、人工知能を使って宇宙の謎を解こうとしている」

 こうしたデータプロセシングの自動化が天文学分野で研究スピードを加速化させており、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの天文学者チームにが考案したシステムは地球外生命体の探査に利用されているそうです。現在はハッブル宇宙望遠鏡のデータを利用して研究が進められているそうですが、来年2018年にはジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の打ち上げも計画されており成功すればこちらのデータも利用できるようになるそうなので、ますます期待が高まります。ちなみにこのユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの天文学者チームが考案したシステムの名前は「RobERt」というそうで、「Robotic Exoplanet Recognition」(ロボットによる太陽系外惑星認識システム)の略称だそうです。ずいぶん有名だそうなのですでにご存じの方も多いのでは?

参考:「ディープラーニングで地球外生命体の探索が加速」

 天文学分野でも人工知能(AI)の研究・開発は加速しているようなので、次に日本で皆既日食は見られる2035年には地球外生命体が発見されていたりするのも知れませんね。それでは今回はこのへんで。






posted by CBIT鈴木 at 17:20 | Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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