2018年05月07日

ナレッジマネジメントを成功に導くためのプロセス

こんにちは。
マーケティング・営業担当の池田です。

弊社が社内情報共有ツール「ナレッジリング」をリリースしてから早5年以上経ちますが、
最近では、ナレッジマネジメントの重要性に気づき、積極的に取り組もうとされているお客様が増えてきました。
あえてこちらから説明しなくても情報活用のポイントを理解されている熱心なお客様が多いことは、
サービスを提供する私たちにとっても非常に喜ばしいことです。

ところで、ナレッジマネジメントを成功に導くためにはいくつかのプロセスがあります。
既にナレッジマネジメントに取り組んでいるという皆さん、どのあたりの段階まで進んでらっしゃいますか?

1)ナレッジを集める
  文書ファイル、メール、電子化されていない資料など、既存情報があればそれらをベースに整理し、
  既存情報がなければ、どこからどんな情報をナレッジとして集めるかを決定し収集します。

2)ナレッジを体系化する
  集めたナレッジは、分類し活用しやすい形に成形します。(いわゆるデータベース化)

3)ナレッジを活用する
  ユーザーによってナレッジが実業務で活用されている状態です。
  ナレッジの定着とも言える段階です。

4)ナレッジを評価する
  ナレッジが、誰にどのような効果をもたらしているかを評価します。
  評価結果はナレッジに反映し情報としての質の向上を図ります。

ここで、上記1)〜4)について、ナレッジリングユーザー様の平均値を大公開!

【集める】【体系化する】というプロセスにおいては、
導入時のモチベーションも手伝ってほぼ予定通りクリアできるお客が多いです。
ナレッジリングの導入時点で既存情報を保有しているお客様が大多数のため、
この工程は平均して1ヶ月程度で完了します。

【活用する】というプロセスになると、少しハードルが高くなります。
ナレッジマネジメントを主導する担当者が、自社のユーザーに対していかに熱心に根気よく働きかけられるか
がポイントになります。
「定着した」と実感するまでは導入から1年くらい、というお客様が多いです。

【評価する】というプロセスについては、
実際に取り組んでいるというお客様はまだまだ少数に留まっています。
ナレッジマネジメントに対する意識が高いお客様でも、
「導入当初はすぐにユーザーから反響があり効果を肌で感じることができていたが、
 最近はユーザーがどう利用してどのように感じているのかわからない。」
という声をよく聞きます。

このような方は、ぜひナレッジマネジメントの効果を定量的に評価することをおすすめします。

例えば、コールセンター業務に就いている方はよくわかると思いますが、KPIが重要になりますよね?
それと同様、ナレッジマネジメントによってもたらされる効果も定量的に測定します。

■定量的な評価指標の例

※コールセンター業務の場合
・一次解決率 ⇒ 「〇%アップ
・対応にかかった時間(AHT) ⇒ 「平均〇分短縮

しかし、これらの成果は、必ずしもナレッジマネジメント単独での効果とは限りません。
そこで、ナレッジマネジメントツールの利用状況分析も合わせて行う必要があります。

■ナレッジマネジメントツールの利用状況分析の例

・どんな情報にアクセスが集まっているか。(契約関連の情報、過去の事例、など)
・どの時間帯によく利用されているか。(始業後すぐ、など)
・どんなユーザーの利用頻度が高いか。(新人、シフト勤務社員、など)
・よく検索されているキーワードは何か。
・ユーザーは必要な情報を最終的に見つけられたのか。
・パターン的な傾向はみられるか。(情報Aを閲覧する人は情報Bも閲覧する傾向にある、など)

手法としては、ユーザーから定期的にアンケートを取るという方法もあります。
リアルな声を聞くことができる機会ですので、積極的に取り入れたいですね。

最終的にはこれらの分析結果をナレッジにフィードバックし、
【体系化】【活用】【評価】のサイクルを繰り返すことで、
知識を循環させて有益な情報がユーザーに活用されるようにすることが重要になります。

ナレッジマネジメントの本質は、新しい価値を創造すること。
それが出来て初めてナレッジマネジメントの本当の成功と言えるのかもしれません。

私たちCBITは、この境地に至るまでプロセスを確実に歩めるよう、
ナレッジマネジメントに取り組む皆さんのお手伝いをしております。
皆さん、真の成功を目指して、一緒に頑張りましょう!




posted by CBIT池田 at 17:17 | Comment(0) | コンサルティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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