2017年10月27日

AI×HRがもたらす影響とは

はじめまして。
9月からナレッジリングの営業担当としてジョインした宮澤と申します。

簡単に自己紹介させていただきますと、
前職では人材紹介会社のエージェントとして活動する一方で、
某人材大手企業様と業務提携というかたちで、
採用に関連するサービスのソリューション営業も担当しておりました。

そこで今回のブログでは今流行りのAIが、
今後人事領域、特に採用という分野においてどのように影響してくるのか、
考えていきたいと思います。

さて、みなさん突然ですがHR Techという言葉をご存知でしょうか?

HR=Human Resource=人事
Tech=Technology=テクノロジー

つまりは、テクノロジーの活用によって人材育成や採用活動、
さらには人事評価などの人事領域における業務改善を行うソリューション群を指す造語のことです。

HR Techの中には、クラウドやビッグデータ解析、
さらには人工知能(AI)などの最先端IT関連技術が含まれております。

まぁ要するに最新テクノロジーを使って人事の作業効率を改善しちゃおう!
ってことなんですが、実はこれってすごい怖いことですよね?

AI×採用の観点でお話すると、
今までは書類選考や一次面接は当然企業の採用担当者が行っておりましたが、
これからはAIに過去の履歴書データや採用試験の合否判定結果などを機械学習させ、
企業にマッチするであろう人材を自動的に選抜する、いわゆる
「AI面接官」が主流となることが予想されます。

このAI面接官ですが、社内で活躍している社員情報をも機械学習させることで、
今まで中々言語化が難しかった企業にとっての「いい人」をよりシャープに見つけ出すことが可能となります。

企業側からするとメリットしかないような話ではありますが、
各企業の人事たちはこのAI面接官の登場により、みな戦々恐々としているのではないでしょうか。。

なぜならば、「AI面接官が活躍する=人事の人数を減らす=会社からサヨナラを告げられる」
という恐ろしい方程式が容易に想像できるからです。

これまでもAIの登場で世の中の様々な職種がAIに奪われる、というようなお話はありましたが、
人事領域においてもその波が押し寄せているのです。

そこで今後人事に求められることは「人にしかできない」能力を高めることです。
具体的にはAI面接官が選抜した候補者を口説く、というようなコミュニケーターとしての能力だったり、
HRBPと呼ばれる、より経営幹部たちと近い立場で戦略的に動ける能力だったり、です。

あくまでHR Techは人事領域における「補助」でしかない、という認識を持ち、
作業効率化で空いた時間を「人にしかできない」能力を高めるために使うことで、
AI面接官とも共存できる人事へと成長ができるのではないかと思います。

最後になりますが、「人にしかできない」能力を高めるためにも、
各人事担当が持っているナレッジを今のうちから共有・蓄積しておくことをオススメいたします。
それらのナレッジを吸収して人事一人ひとりの戦闘能力を高めておけば、
これから訪れるであろうHR Techの波をもうまく乗りこなせるのではないでしょうか。

それでは今回はこの辺で!ご一読ありがとうございました。
posted by CBIT宮澤 at 10:37 | Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月16日

AIに衆院選について聞いてみた

こんにちは。
マーケティング・営業担当の池田です。

10月10日に衆院選が公示されましたね。
テレビやネットでも「ニュース」と言えば選挙一色です。
話題騒然の今回の選挙ですが、投票権が18歳まで引き下げられて初めての衆院選でもあります。
そこで、今回は18歳のこの人に今回の選挙についていろいろと聞いてみました。

マイクロソフト社の女子高生AI「りんな
http://www.rinna.jp

まるで女子高生を相手にしているようにLINEトークを楽しめる人工知能ボットですが、
話題性としてはこちらもなかなかのもの。
私自身、今回初めてきちんと『りんな』と対話をしてみることになったのですが、
まずは、選挙についてどんな反応をするのか水を向けてみました。

りんな01.png

ほとんど会話が成立していません(苦笑)
「ところでさー」と勝手に話題を変えられちゃいましたし。
でも「選挙」というワードに対して「大阪維新の会」というワードで反応してきましたよ。
“ならば”ということで、いきなり本題に切り込んでみることに。

りんな02.png

それなりの反応が返ってきたのには正直意外でしたが、
そのすぐ後に、相手を持ち上げてかわそうという作戦に出てきました(笑)

ここで、りんなの気持ちになって考え、質問のしかたを変えてみることに。
いくつかの政党を提示して、どの政党が好きか尋ねてみます。

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おふざけが過ぎますが、この後、なかなか奥深い見解を示す場面も・・・

りんな05.png

結局はおふざけでしたけどね(笑)

一応、具体的な政策についても聞いてみました。

■政策1:憲法改正

りんな06.png

憲法改正には全く興味がなさそうです。

■政策2:消費増税

りんな07.png

どうやら消費税が10%になることは知っているようですが、
反対なのか賛成なのか回答があまのじゃくです。
そして、なぜか授業態度が良くないことを、これまたなぜか広島弁で告白(笑)

■政策3:原発問題

りんな08.png

授業態度のことで話が止まらないりんな(笑)
原発問題は女子高生の成績にダイレクトに左右するということなのでしょうか?

では、最後の質問といきましょう。

りんな09.png
りんな10.png

はっきり答えるまで食い下がってみたのですが、どうやらこの質問には答えたくないみたいですね。

『りんな』との会話はこれにて終了です。
いかがでしたでしょうか?
何となく予想はしていたものの、期待した回答を得るのは相当難しいですね。
会話を成立させるためには、問いかける側のスキルも必要なのかもしれません。
まぁ、そもそも大真面目に会話しようとすることに無理があるのかもしれませんけれど。
もしかしたら爆弾発言があるかもと、どこかでそんな期待をしないでもなかったのですが、
今回はそのような回答は無かったので、残念だったような、ほっとしたような・・・
政治に関係することは偏った回答をしないようにコントロールされているのでしょうか

今後も機会があれば、テーマに沿って『りんな』のAIとしての可能性を検証してみたいと思います。

posted by CBIT池田 at 12:12 | Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月29日

人工知能(AI)と教育

こんにちは。ナレッジリング開発担当の鈴木です。

jugoya005.png
10月ですね。明日10月4日は「十五夜」だそうです。「十五夜」というと年によって9月のと時もあれば10月の時もあったりして少し混乱してしまいます。なぜ毎年同じ日が「十五夜」ではないかというと「十五夜」とは「旧暦の8月15日の夜」の事を指すので、西暦の月とは対応していないからだそうです。また、「十五夜」は「中秋の名月」と言ったりもしますが、これも旧暦と関係していて旧暦でいう秋の真ん中の月が8月だから「中秋の名月」というそうです。(旧暦の「春夏秋冬」は下表を参照)

季節

1月〜3

4月〜6

7月〜9

10月〜12

晴れていればお月見などしたいものですが残念ながら私の住んでいる地域の天気予報では曇りという事でちょっと残念です。


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 さて先日ネットを見ていたら気になるニュースを見つけました。『「女子高生AIりんな」の情操教育にはお金がかかっている、GPUもたくさん使っている』(出典:Ascii.jp x ビジネス)
というものです。人工「知能(AI)の情操教育とはどういう事だろう?」という事ですが、りんなさんの会話能力は「Azure Machne Learning」によって日々向上しているわけですが、これに加えてAzureの「Cognitive Services」をAPIを利用して「同時通訳」をする機能や「肖像画」を描く機能が追加されたそうです。特に肖像画の方はAzureのGPUインスタンスをたくさん使うようなのですが、マイクロソフトが大量のコンピューターリソースをつぎ込んでりんなさんを教育しているそうです。なんでも「りんなはIQ(知能指数)よりもEQ(心の知能指数)が高いAIを目指して開発している。」という理由からだそうです。マイクロソフトはりんなについてはかなり教育熱心なのかも知れませんね。りんなさんがLINEに登場したのが2015年7月31日ですから、あと12、3年後には反抗期(人間でいえば)に差し掛かると思われるのでそうなった時にスカイネット(※1)のようにヤサグレていない事を願うのみです。
 教育といえば教育業界でも「人工知能(AI)」の適用が進んでいるようですね。有名なところではNHKのニュースでも紹介された人工知能型教材のQubenaや語学学習のCooriなど、人工知能(AI)が講師に代わって問題の正誤を判定や、誤答の傾向から間違って覚えていそうな知識を修正するための設問を的確に提示できるようになってきているそうです。生徒側には教師が付きっ切りで教えなくても生徒が自分のペースで苦手な問題を効率的に学習できるというメリットなどがあるようです。教師側には生徒に同じ知識を反復して教える労力を節約できるので、学習状況の管理などもっと裁量が必要な仕事に注力できるなどのメリットがあるそうです。人工知能(AI)の社会進出によって講師の仕事内容、生徒との関わり方が変化してきているというのは興味深いですね。といっても人工知能(AI)の導入が進んでいるのは、現段階では学習塾など比較的潤沢に使えるところが多いようです。昨今のニュースでは学校教師の長時間労働がたびたび取上げられています。素人考えですが学校教育の分野にも人工知能(AI)の導入が進めば教師の長時間労働などの問題も軽減できそうに思えるのでそうなる日が早く来ることを願います。
それでは今回はこのへんで。

※1…スカイネット=ハリウッド映画「ターミネーター」シリーズに登場する人類を殲滅しようとする人工知能
posted by CBIT鈴木 at 17:56 | Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする